小学生男子二人の母でワーママのナチュマミーです。
小学生の息子達はいよいよ夏休み。
学校は休みですが、読書や自由研究を始め、
数々の宿題があるし、
もちろん塾がずっとあります。
中学受験の夏休み【夏期講習】が始まります。
今年の春。
夫が6年生になった長男に言いました。
「本気で中学受験したいのか?
本当に受験したいなら夏休み前に
問題集をまず1周終わらせなさい」
塾の先生によると、今年の春に合格した子は3周くらい、その問題集を勉強したとのこと。
夫はそれを聞いて、入試本番までに3周終わらせるなら、1周目は夏休み前に終わらせるのが妥当と判断し、長男に言ったようです。
そして夏休み直前
問題集1周目はまだ終わらず。
長男は父親に対して一方的に
「期間を延長する」と言ったけど
そんなことが許される訳なく
「約束を勝手に延長するな」
と怒られて泣いていました。
延長が許されない訳
「間に合わないから延長する」という考え方だと、入学試験に間に合いません。
電車や飛行機など公共の乗り物に
時間に間に合わなかったから待ってて
なんて通用しないのと同じで
「勉強が間に合わないから
試験を延期してください」
って訳にはいかないのですから
【終わり】である入試の日が決まっていて、
それまでに何をしなければいけないのか
逆算して計画が必要です。
時間が守れない息子
普段から、毎朝の登校班の待ち合わせにも数分遅れる長男。(次男は時間通りに先に家を出ます。)
約束の時間を守るためには早めに行動する、ということが、毎日何度も(6年目ですから…)言い聞かせても苦手なようで、私も夫も言い疲れているのが正直なところ。
待ち合わせ時間を守る、提出期限を守る、などが苦手なんです。親に反抗している訳でも、わざとふざけている訳でもないのです。
ただ『時間を守る感覚』がないために信用を失ったり、態度が悪いという評価になるのは本人の望む未来ではないと思うのです。
人としての勉強
「待って」と言えば待ってもらえる世界で生きてきたこども。
自分勝手に期間を延長はできないという大人の私達には基本的なことと思えることも、こども達にとっては初めて経験するのだから、感情的に怒ってはダメですね。
中学受験というイベントを通して一つ一つ、人間として学んでいく機会なんだと思いました。
そして
息子に解るように、感情的にならずにじっくり話す習慣をつけた親の私達は人を育てるということを日々学ばせてもらっています。